漢字が苦手な子供の勉強方法を紹介します。学年が上がるにしたがって、習う字の画数も増え、だんだんと難しくなっていきます。学校の宿題を一度やったくらいで漢字を定着させるのはなかなか難しいのが現実です。子供が漢字に苦手意識をもたないよう勉強方法を改めて考えていきたいと思います。
目次
漢字の苦手克服に重要な3つの要素
漢字の学習には、「形」、「読み方」、「意味」を関連づけて覚えることがとても重要だといわれています。「形」を覚えていても、「読み方」が分からなければ漢字はかけませんし、「意味」が分からなければ、漢字を使うことがでいません。「形」を覚えていなかれば、書くことも使うこともできません。この3つの要素をしっかり関連付けて漢字を覚いえていけるよう勉強方法を考えていきたいと思います。
漢字が苦手な子供には、漢字ポスターで漢字に慣れさせよう
まず漢字が苦手な子供には、リビングや子供部屋、トイレ、お風呂などに漢字ポスターを貼って視覚に訴えるのが効果的です。毎日何度も見ることによって、漢字に触れる機会を増やします。漢字の「形」を視覚的にとらえて、頭に焼きつけていきます。
子供が学校で漢字を習ってきたら、「今日は何の漢字を習ったの?」と聞いて、子供に蛍光ペンで色付けしてもらってもいいですね。「こんな読み方があるんだね」とか「こんな言葉に使うんだね」とか、「読み方」と「意味」を認識させてあげると理解が深まるのではないでしょうか。
漢字が苦手な子供には、遊びの中で漢字に触れさせよう
子供が宿題の漢字の書き取りをやる気なさそうにしていることもしばしば。いやいや漢字の宿題をしていても漢字を覚えるのは難しいところです。
漢字カードを使って、かるた取りをしたり、クイズを出しあったりして、漢字学習を遊びにしてしまつのも一案です。遊びで子供のモチベーションをあげると漢字への興味も増していくのではないでしょうか。
我が家では、「漢字イラストカード」をフラッシュカードのようにめくりながら、漢字の「読み」を当てるクイズ遊びをしています。漢字の書き取りの宿題をしているときとは違い、クイズの答えを当てようと必死でした。もともとTVのクイズ番組が好きだったので、ゲーム感覚で遊べたようです。取り組み方を変えるだけで、子供の反応が変わるのは見ていても面白いものです。
漢字が苦手な子供には、学校の漢字ドリルを最優先しよう
様々な漢字ドリルが市販されていすが、まずは学校の漢字の小テストで満点をとれるようにするためには、学校で配られる漢字ドリルを活用することをおすすめします。
漢字ドリルの単元ごとの漢字学習が終わると、まとめの問題が載ってページがあるのではないでしょうか。小学校の小テストでは、漢字ドリルのまとめの問題がそのまま出題されていることが多いようです。
漢字ドリルのまとめの問題を小テスト前日に解いてみます。間違った問題にチェックをして、答えを書き写します。そして間違えた問題を解き直します。また間違えたら正解するまで繰り返します。
テスト当日には、チェックした問題だけ再度解き直すと安心です。我が家はこれで満点をとれることが増えてきました。
漢字が苦手な子供には、教科書準拠の漢字ドリルがおすすめ
さまざまなタイプの漢字ドリルが市販されていますが、漢字が苦手な子供は習っていない漢字の勉強をするのが苦痛な場合が多いようなので、教科書準拠の漢字ドリルで復習するのがおすすめです。
教科書準拠の漢字ドリルは、「かんじ教科書ワーク」と「漢字教科書びったりドリル」のみのようです。ページ数が少ないので取り組みやすいようです。
漢字が苦手な子供は、下の学年の漢検の級からトライしよう
漢字検定に合格すると賞状がもらえるので、子供の漢字学習に対するモチベーションが上がっていくようです。子供の実際の学年よりも下の学年の級ならば、合格しやすいので、まずは簡単と思える級から受験してみるのがおすすめです。
最初はハードルを下げて経験を積むと自信がつくので、上の級もやってみようという気持ちが生まれやすいようです。
漢字が苦手な子供の勉強方法のまとめ
いかがでしたでしょうか。漢字習得には、繰り返し学習が必要です。いろいろな角度から漢字に触れさせる機会を増やして、漢字が苦手な子供が漢字を習得していければと思います。
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