ワーママの1日は本当に忙しいですよね。毎日のタスクに追われて自分の時間なんてほとんど取れないし、もう疲れたと感じているワーママも多いのではないでしょうか。そんな毎日が続くと退職しようかなという思いが心に湧いてきますよね。
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ワーママで毎日疲れる
ワーママは1日に3シフトをこなす毎日を過ごしているようなもので、体力的にも疲れるのも無理ないです。
会社に行くまでに1シフト。朝から眠くてぐずる子供を起こして、ご飯を準備して食べさせ、片付けて、子供を着替えさせて、保育園へ送る。その他にもゴミ出しや夕食の下ごしらえなどのタスクもあります。
会社の仕事が2シフト目。会社での仕事をする前にすでに1シフト終わらしているんですよね・・・。
帰宅後に3シフト目。子供のお迎え、座る間もなく、夕食の準備。子供に夕食を食べさせて(こぼされて)、片付けて、お風呂の準備をして、お風呂に入れて、寝かしつけ、時に寝落ち。それでも洗濯、保育園の荷物の準備や手紙のチェックなど、一息つく間もなく、やらなくてならないタスクが待っています。
平日自分の時間が取れるのは、夜、ランチタイム、通勤時間くらいというワーママも多いのではないでしょうか。
これを週5日も毎日続けているのですから、ワーママが疲れるのも無理ないです。さらに子供の病気や自分の体調不良など、過酷な毎日ですよね。そのうえ職場に迷惑をかけたり、中途半端な仕事でやる気がそがれたり、もっと子供と一緒にいたいなって、退職したくなりますよね。
週末は、平日に手の回らなかった掃除や子供の世話が待っていますし、たまには、仕事帰りに息抜きをしたり、有給をとって気ままに過ごしたり、自分の時間を確保することも大切にしてみてくださいね。
有給をとってエステに行ったワーママの話を聞いたときは驚きましたが、そういう自分のための時間が忙しいワーママには意外と重要です。自分がハッピーになれることを少しずつ取り入れていかなとパンクしてしまいます。
ワーママに疲れて退職したいときに考えるべきこと
ワーママにつかれて退職したいときに考えたいことは、どんなことでしょうか。
現状把握とシュミレーション
まずは退職しても家計がまわるか、収入と支出のバランスを考えてみる必要があります。生活費、家のローン、教育費、老後資金を含めて家計が回るのかシュミレーションをしてみるとよいでしょう。
もし難しそうであれば、退職後の仕事復帰の可能性について考えてみてはいかがでしょうか。正社員は難しくても、今は時短派遣で週数日勤務の仕事も充実してきています。コロナで在宅ワークなども増えてきました。自由な時間とある程度の収入を手に入れて、精神的にも金銭的にも無理なく家計を回していくことが可能かもしれません。
思い描く未来
結婚して家庭をもち子供ができたら、最適な仕事の形が変わることはあるでしょう。今の仕事が家族にとってベストではないこともあると思います。家族とどんな過ごし方をできたら幸せかを考えてみることも重要です。今の努力の先に思い描く幸せがあるのか。もしないのであれば、努力の方向を間違わないように方向修正が必要な時期に差し掛かっているのかもしれません。
ただワーママが一番大変なのは、仕事復帰して最初の1~2年、2人目の出産から仕事復帰して1~2年のような気もします。病気や上の子の赤ちゃん帰りなどで一番手がかかる時期です。小学校に入学したらまた別の大変さが出てきますが、乳幼児の頃とは違う質のものでしょう。ここさえ乗り越えられれば、ワーママを続けていくことができるかもしれません。
今できる事
どんな働き方なら両立できそうか探してみても良いと思います。子供が成長したら働く割合を増やしていくこともできます。収入を増やすために、NISAやIDECOなど、投資を勉強して始めてみるのもよいでしょう。アフィリエイトや在宅ワークなど、収入を得る手段は色々存在します。ただ根気が必要で、収入にむすび付けるには時間がかかります。
ワーママが退職することのメリット
ワーママが退職したら、忙しい毎日から解放されて自由な時間を得ることができます。子供や家族、自分のために使える時間が増えます。それによって家族との関係が良くなることも多いと思います。料理や掃除に時間をかけたり、習い事を始めたりすることも可能でしょう。自由な時間を得ることで、新たなことを取り組めるチャンスを得られます。
ワーママが退職することのデメリット
当たり前ですが、ワーママが退職したら収入が減ります。今まで当たり前に買えていたものを気軽に買えなくなるということもでてくることでしょう。更に会社という自分のコミュニティを失います。社会と隔たった家庭の中で、孤独感を感じる人もいるかもしれません。他人からの承認欲求がみたされることがなくなるからです。子供との時間をもてあますかもしれません。ワーママを辞めたらどどう過ごしたいかを考えておくと良いですね。
退職する前にできること
退職する前に、ファミリーサポートや、シルバー人材センター、時短家電、食材宅配などに頼ってみるのも良いですね。活用できるものは活用して、やり方を少しずつ変えていくと、効率的な方法が見つかるかもしれません。
ワーママには家族の協力が必要不可欠です。最初は不慣れな旦那様の育児力や家事力も、経験とともに徐々について上がっていくものです。慣れない旦那様の育児や家事をする姿に、ついつい手出し、口出ししてしまいたくなりますが、ときには丸投げするのも一案です。
旦那様自身がいろいろ経験していく中で、旦那様自身で最適なやり方を見つけていくチャンスでですついつい慣れている自分のやり方を押し付けて仲たがいしてしまいがちですが、そこはぐっとこらえて、見守ってみるといい変化が起こるかもしれません。
ワーママに疲れて退職
私の周りにもワーママに疲れて退職した人は沢山います。小学校に入学するタイミングだったり、2人目が生まれて両立が大変になったり、配偶者が多忙すぎたり、事情はさまざまです。
ワーママを辞めて時間が増え、ゆとりが生まれてホッとしている人も沢山います。ワーママを退職して良かったという声も沢山聞きます。一旦ワーママを辞めても社会とのつながりや収入を求めて、ブランクをおいて仕事を再開するひともいます。
ただ忘れてはならないのは今の日本では、平均的な収入の片働きでは年金生活となる老後が厳しいという現実も待っています。年金だけでは老後2000万円足りないといった発言も記憶に新しいことかと思います。ワーママが退職しても収入を得る手段と生きがいは考えておいたほうがよさそうです。
まとめ
日本はワーママ働ける制度ができてきたばかりで、世の中の仕組みとしてはまだ発展途上のため、大変な思いをしながら働いているワーママが大多数というのが現状です。 ワーママに疲れたから退職したというのは普通の感情だと思います。無理しすぎず、家族も自分も幸せになれそうな道を見いだせることを願っています。